「自動車保険は料金が高くて大変」
「保険料を節約する方法は何かあるの?」
「保険を見直しするときに注意することはある?」
車を維持していく上でこのような悩みをお持ちではないでしょうか?
補償の内容によっては保険料が高額になるケースがありますよね。
なんとなく保険担当者に決められた補償内容で契約していませんか?
シングルマザーにとって保険料を安くすることは重要ですよね。
わたしも自分の補償内容をよく理解せず、いざ見直すと年間数万円も保険料を節約することができたよ!
現在わたしの保険料は年間約25000円です。
以前は5万円以上払っていました。
しっかりと補償内容を理解することができればかなりの節約につながるはずです。
本記事では、わたしの経験からシングルマザーだからこそ自動車保険の節約方法や注意点などを詳しく説明します。
●今回の記事でわかること●
- 自動車保険の基礎的な補償内容を超初心者向けに解説
- 補償内容を踏まえた上で節約できる方法2選
- 保険を見直すときの注意点
- 金融機関勤務11年目(現在保険業中心)
- FP2級
- 2歳男の子のシングルマザー
シングルマザーの生活が少しでも良くなるようにお得情報を発信しています
自動車保険の補償内容の基礎知識
補償内容はこの3つの柱で構成されています。
相手の保障
相手の補償とは事故を起こし、相手の車や人に対して補償することです。
大きく分けて2つに分かれています。
対人賠償保険
事故を起こした相手がケガや死亡した場合に補償される制度です。
対物賠償保険
事故を起こした相手の車や物に対して補償される制度です。
契約車の補償
車両保険
自身の車を修理するときに補償される制度です。
相手がいない事故でも補償されます。
例えば飛び石でフロントガラスにヒビが入ったり、当て逃げされたときなどに補償されます。
自身・搭乗者の補償
自身と搭乗者の補償には2種類あります。
人身傷害保険
事故により自身と搭乗者がケガや死亡したときに補償されます。
一般的に1人につき3000万円から無制限で設定することができます。
傷害定額給付保険
こちらも人身傷害と同様で、定額給付として補償されます。
傷害定額給付は保険会社によって内容にバラつきがあるのでしっかりと確認しましょう。
シングルマザーにおすすめの保険料を節約するポイント2選
それでは上記の基礎知識を踏まえて実際にどのように補償内容を決めるのか見ていきましょう。
補償内容
対人・対物補償
この相手の補償はかならず無制限でつけましょう。
自動車保険の最も大事な補償になります。
たとえ相手を死亡させてしまっても無制限で補償されるので安心です。
車両保険
最も保険料を抑えたいのであれば車両保険は外しましょう。
車の種類にもよりますが年間2万円から4万円ほど安くなります。
しかし、注意点もあるので解説していきます。
〈車両保険が不要の人〉
- もしものときに車を修理するだけの貯金をしていること
- 車が中古で価格がそれほど高くないこと(100万円以内)
- 一括で購入していてローンがない人
〈車両保険が必要な人〉
- 貯金が全くない人
- 車が新車や高級車で価格が高い人(500万円以上)
- マイカーローンを組んでいる人
このように状況に応じて検討します。
シングルマザーで500万円以上の車を購入する人はなかなかいないと思います。
わたしも70万円の年式が古い中古の車を購入しました。
貯金もそれなりに貯めたから、車両保険はつけてないよ!
しっかりと自分の状況を把握して決めるようにしましょう。
自分・搭乗者に対する補償
人身傷害は最低の3000万円で設定しておけば十分でしょう。
ただし、家族以外を頻繁に乗せる人は5000万円くらいにしておくのが無難です。
傷害定額給付はつけなくてもいいでしょう。
人身傷害で十分な補償がされるので不要です。
ただ、保険会社によっては人身傷害と傷害定額給付はセットで設定しなければならないこともあるのでその場合は最低の金額で設定しておきましょう。
各種特約
ここからは保険料を安くする各種特約を見ていきましょう。
運転者限定特約
運転者限定特約とは車を運転する人を限定する特約です。
これを付けることにより、保険料を抑えることができます。
自分か同居の家族しか運転しない場合はしっかりとつけておきましょう。
この特約をつけると同居していない親戚や友人が運転していて事故をした場合、補償対象にならないので注意します。
年齢条件特約
年齢条件には一般的には4種類あります。
・全年齢
・21歳以上
・26歳以上
・35歳以上
上から順に保険料が高くなっています。
運転する人の年齢をしっかりと確認して選択するようにしましょう。
35歳以上になれば一番保険料が安くなります。
ゴールド免許特約
こちらは運転免許証の色がゴールドであればかなり保険料を安く抑えることができます。
なので、普段からスピードの出しすぎや一時停止などしっかりと規則を守って行動すればゴールドを維持できるので意識しておきましょう。
弁護士費用保障特約
この特約は保険料を安くするわけではありませんがシングルマザーにとって重要な特約なのでつけるようにしましょう。
事故した相手ともめてしまい、弁護士をとおして話し合いをする場合に費用が補償される特約です。
相手が過失を認めないケースがよくあるからね…
このようなときに弁護士にすぐ依頼でき、高額な弁護士費用を支払わなくて済むのでつけていて損はないでしょう。
等級制度
等級は6~20等級まであり、等級が上がっていけば保険料が安くなっていきます。
最初は6等級からスタートし、無事故であれば1年ごとに等級は1ずつ増えていきます。
なので、ゴールド免許と一緒でこちらも普段から事故をしないよう安全運転を心がけていきましょう。
毎年保険料が安くなっていくのでMAXの20等級を目指しましょう。
シングルマザーが自動車保険を見直すときの注意点
上記の内容をしっかりと踏まえて上で、自動車保険を見直すときの注意点を説明します。
一番大事なことは保険担当者の言葉をそのまま信じないことです。
わたしもこの業界で働いて思ったことは十分すぎる補償を提案してくる担当者もいます。(※もちろんニーズに合った補償を提案してくれる人もたくさんいます!)
補償が手厚いのは嬉しいと思う人であればいいけど、そうでない人もいるよね…
こちらがきちんとした知識で担当者と向き合えば自分に合った提案をしてくれるはずです。
まとめ
●自動車保険の節約ポイント●
- 車両保険は不要
- 各種特約のために日頃から無事故無違反を意識して行動する
この2点をしっかりと頭に入れておきましょう。
最後にわたしの現在の内容を記載しておくね!参考にしてみて
・車は中古の軽自動車で70万円の価格で一括購入
・対人対物は無制限
・車両保険はなし
・人身傷害保険のみ3000万円で設定
・年齢条件26歳以上
・家族限定特約付加
・弁護士費用特約付加
・17等級
・ゴールド免許
この内容で年間約25000円なので、等級が上がり年齢条件も35歳以上になればまたさらに保険料が安くなりますね。
いかがだったでしょうか?
シングルマザーにとって少しでも保険料が安くなれば嬉しいですよね。
必要な補償はしっかりとつけて、無駄な補償を削り、保険料を安くするために普段の行動をしっかりと意識しておきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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